始まりは、SNS上に投稿された不穏な書き込み…
「行方不明になった恋人が映っています。ここがどこだか分かる人いますか?」
投稿にはビデオが添付されていた。どこかに監禁された人々が、謎の人物によって、殺戮されていくというスナップビデオ。
そこには確かに、一人の女の怯えた姿が映っていた。
「警察にも届けましたが、相手にしてくれませんでした。彼女が行方不明になっているのは事実なのに、一切動こうとしてくれないんです。」「居場所の特定ができました。茨城県内のホテルのようです。」「この建物。ホテルの設計図には存在しない建物のようです。
誘拐事件、スナップ動画、警察不介入事件、存在しない謎の建物
数々の不吉なキーワードに心を踊らせたあなたは、連休中の暇つぶしにと、こう書き込む。
「人探し、お手伝いしましょうか?」その先に待っていたのは、
連続殺人、存在しない家族、魔女信仰、人肉食
目も耳も塞ぎたくなる惨劇の連続に、あなたは耐えることができるか?